運動会や体育祭で扇子を持って演舞する。もしくは、応援団が扇子を持って声援を送る。そんな光景、様々な場面で見かけるのではないでしょうか?
今回は、そんな応援用扇子の作り方について掘り下げていきます。
応援や演舞用扇子ってどうやって用意するの? ってことに頭を悩ませているなら、きっと参考にして頂けますよ。
応援・演舞用扇子の準備方法は?
応援・演舞用の扇子の入手経路は、100均からデパート、文具店、そして専門店まで幅広くございます。
そして、購入するお店により、値段はピンきりとなります。
100均であれば100円+消費税で済みますが、今回の応援・演舞用扇子を作る上で、大切なポイントとも言える部分が満たせるのか? 難しいかもしれません。
これは商品ラインナップの問題ですね。
オススメは文具店
販売されている扇子の種類が豊富で、応援・演舞用に最適な物が販売されています。
100均と比べ、お値段が割高にはなりますが、お近くにあるようでしたら、足を運んでみて下さい。
なお、通販サイトなら、確実に目的の扇子が見つかります。しかし、送料がかかる場合が多いのでご注意下さい。
目的の扇子とは?
応援・演舞用に最適だと思われる扇子は、白無地のものです。
白無地の扇子は、骨の数などが様々ありますが、応援や演舞などで激しい動きが要求されるのであれば、骨が太い物が良いでしょう。
ベーシックなモノとして、白無地扇子をオススメしておりますが、特定のチームの為に行われる応援や演舞となりますから、色が決まっている場合がありますので、これに準ずる形がベストだと思います。
応援・演舞用扇子の作り方は?
応援・演舞用扇子を作る場合、まずはデザインを決めましょう。決めるべきデザインの項目は、以下の通りです。
- 色
- 柄
- 文字
順番に見ていきましょう。
まず1の色です。
大前提として、チームカラーや学校カラーは取り入れましょう。全体に取り入れるのか? それともワンポイントにするのか?
白組であっても、白無地扇子をそのままで・・って訳にもいかないでしょうから、この辺は楽しくデザインしましょう。
また赤や青、緑に黄などがチームカラーや学校カラーであれば、ベースを白無地ではなく、赤無地や青無地にするのも良いとは思います。
しかし、こうしたカラー扇子は販売されていない場合が多く、白無地であれば、自在に色付けできますので、ベースにすることをオススメしています。
続いて2の柄。
運動会や体育祭では、チームのマスコットやイメージ画が描かれることが多々あります。
それをそのまま、扇子に表現するのは難しいかもしれませんが、コンパクトにしたり、省略したりして、柄を決めましょう。
ただし、扇子の面に絵を各作業はなかなか思うように行きません。
その為、演習用の扇子を用意する。もしくは、直接描き込む形ではなく、シールにして貼る形もありです。
この場合、扇子の特徴でもある開閉の閉が出来なくなりますが、統一された見栄えになり、印象深くなるでしょう。
最後に3の文字。
応援や演舞に用いる扇子ですから、何かしらの文字を書くことになると思います。この時、どのような文字を書くのか? 何処にどの大きさで書くのか? などをしっかり決めておきましょう。
文字に関してもシールで良いかと思いますが、それでも文字は様々なフォントがあるため、このフォント選びにはじっくりと時間をかけてみてはいかがでしょうか?
以上の工程を踏まえると、自然と白無地扇子が応援用扇子へと生まれ変わっています。
運動会や体育祭では、応援合戦で使われ、応援団では対象を応援するために使われる。
その為、見た目は意外と重要です。士気を上げる為に用いられるものなので。
ちなみに、扇子にはサイズも色々とあります。コチラもお好みのサイズをお求め下さい。しかし、あまりに大きい物は、応援団長専用とすることは賢明だと思います。
応援・演舞用扇子の使用後は?
応援・演舞用扇子は、運動会や体育祭などが終わったら用済みとなります。しかし、それではあんまりなので、使用後についても触れていきます。
使用後は、思い出の品や記念品として手元に残すことをオススメします。
扇子はインテリア向き
Tシャツやタオルなどを飾ると言うと、何処か無理がある感じがしますが、古くから扇子はインテリアとしても使われています。
居間やリビング、茶の間などに扇子が飾られているのは珍しくありません。
運動会や体育祭でご使用になった扇子ですから、特別な思い入れもあることでしょう。
その思い入れを残すことは、決して難しいことではないですし、珍しいことでもありません。
そしてなにより、扇子はインテリアに向いた工芸品となっています。捨ててしまうのであれば、記念品として、思い出の品として、お部屋の1画に飾るのは自然なことです。
扇子を引き継ぐ
仮に応援団として扇子を作った場合、後輩たちに引き継ぐのも悪くないでしょう。
たとえボロボロになっていても、デザインなどの参考にはなりますし、継承することは歴史を作ることとなります。
いかがでしたでしょうか? 応援・演舞用扇子の作り方をテーマにお届けしましたが、一般的に運動会や体育祭などえ使われる物は準備期間の関係からも、安価な物で済まされる傾向にあります。
また、デコレートにしても、難しいことを要求するわけではなく、出来る範囲で出来ることをするのが定番です。