度々話題となる電車内での扇子を使用する問題。あなたはどちら派ですか?
私自身はどちらでもないと言うか、どちらの気持ちもわかるので、はっきりこうだとは言い切れない状態にあります。
電車内で扇子をパタパタするのは耐えられないほど暑いからでしょうし、臭いや風が嫌な人は嫌なんでしょうし。
そこで今回は、扇子を電車内で使う問題をアリ派かナシ派、双方の意見を代弁しつつ、それぞれの解決方法をご紹介して行きましょう。
電車内で扇子を使うのはナシ!何故なら寒いし臭いから!
電車内での扇子を使用。これを否定する人の意見としてもっとも多いのは、臭いに対する拒否反応です。元々の体臭から、汗の臭い、そして香水やタバコの臭いと、人には苦手な臭いというものがあります。
これらが不意を突いて、隣に座った人物の手によって運ばれてきたら、それはものすごく嫌でしょう。
この電車内での扇子使用問題に対する色々な意見を見聞きすると、寒い電車内で風を起こすな!と言う意見と、臭いを帯びた風をこっちに送るな!と言う意見が強い様に思いました。
寒い電車内について
弱冷房車に乗っていても寒いのは寒いんだし、その上で扇子で仰がれるとキビしいと言う話。
人は体温が違いますし、電車に乗っていた時間、電車に乗るまでの行動など状況に違いがありますから、否定するのは難しいですし、神経質と言われても仕方がない場面もあります。しかし、体調を崩してしまう可能性もあるわけで、配慮はしておきたいものです。
臭いについて
これは正直どうしようもありません。隣に座られたことを不幸だと思うしかありません。また、臭いの場合は扇子で仰がなくても漂う物は漂います。
鼻の良さも人それぞれ。嫌いな臭いも人それぞれ。臭いに関しては日頃から対策を取っていくしかありません。また、扇子を仰ぐ際も範囲を狭めて仰ぐ様にしましょう。
実際の仰ぎ方は後述するような方法がオススメです。
なお、電車内で扇子を使うのはナシと言う意見の中に、パタパタと仰ぐ姿が品がないとする意見もありました。
こうした様々な意見をまとめると、もっとも安心出来る仰ぎ方は下記の様なものになります。
- 扇子を持つ手と顔の表面が向かい合う様にします。
- 扇子の先端が顔の方に向かい合う様にして、顔の範囲内で風を送るようにします。
これは以前より、人に迷惑をかけない扇子の仰ぎ方のひとつとされています。
電車内で扇子を使うのはアリ!何故なら暑いし迷惑をかけていないから!
電車内で扇子を使う状況について想像してみましょう。
まず、何と言っても暑いからです。電車に駆け込んだ、家から駅まで早足で歩いた。汗が吹き出す状況だった場合、電車に乗った時には暑くてたまらない。もしくは元々、他人への配慮が欠如しており、迷惑をかけていないと言う考えている人が肯定派の基本姿勢です。
暑いからと言う理由について
夏場であれば、行動するだけで暑いのは決して珍しいことではありません。電車にたどり着くまでの距離や速度にも影響があります。
暑いから仰ぐ。至極当然の意見ですが、その風を寒いと感じる人がいる以上、扇子の仰ぎ方には最低限の配慮が必要だと思います。
迷惑をかけてないについて
迷惑をかけていないのだからいいと言う考えはとても危険な物です。分かりやすく言えば、厚顔無恥と言うもの。
厚顔無恥な人は論外です。
自分が考える迷惑の範囲が他人と一緒だと思っている思っている人です。そんなことは絶対にないので気をつけて頂きたい物です。
これがこじれてしまうと、思わぬトラブルに発展する可能性があります。
電車内での扇子を使用を肯定する人は思ったよりも多く、否定する人に対して心が狭いといいます。
肯定する人の気持ちは確かに分かりますが、それを心が狭いとするのは逆に早計だと思います。
電車内での扇子使用を肯定する人たちは、混んでいる電車ではやらない。また、迷惑をかけている可能性があることを心の中に置いておいて下さい。
つまり電車内での扇子使用はアリなのか?ナシなのか?
ニュートラルな立ち位置で考えると、配慮すべきは肯定派であろうと思います。と言いますか、否定派が出来るのは我慢か拒絶なのに対して、肯定派の方が色々と対応策を取ることが出来るからです。
先程も触れましたが、厚顔無恥な人は論外です。
ただ暑いから、汗が止まらないからと言うのは事情もあることですし、仕方がないことだと判断します。
そこに臭いが加わると、解決が難しい厄介な話となりますが、こちらの方は肯定派の人にもう対応して頂く以外にありません。
もっとも適切な対処法は?
どうしても嫌なら、気になるのなら、席を離れる対処が適切だと思います。
風が来るので仰ぐのをやめて下さいと言うのも手段ですが、変に角が立つ場合がありますので。
ただ、私はやめて下さいと言って怒り狂う人が扇子を使っている可能性も低いとは思っています。お互いに分かち合う妥協点を探れるようであればそれがベストでしょう。
今回、電車内の扇子使用はアリなのか?ナシなのか?と言うことをテーマに書き進んできました。結論として、その時の状況だろうなと言う判断となります。
何故ならば、自分の中の道徳と照らし合わせて常軌を逸していたら、否定するでしょうし、理解できる範疇であれば肯定するでしょう。臭いに関してはあまりにきついのであれば、席を離れます。これもどうしようもないことだと判断しますので。
肯定派も否定派も、双方それぞれに事情と考えがあることを踏まえて、あなたはどう感じましたか?
ちなみに以前こういう記事を書きました。
現在、当ブログ内で1~2位を争う人気記事となっていますが、扇子自体の臭いが嫌と言う人がいることも今回調べてわかりました。
香木にもピンからキリまであり、電車内などでは臭いと感じる香りを放つものもあります。
そうしたことを考えますと、電車になる際にはほのかに香る匂いをイメージして、香り付けを行って頂きたいと思います。