当ブログには、扇子へ香りを付ける方法が知りたいという人が多く訪れています。
扇子に香りを付けるのは簡単!6つの方法でお好みの匂いを染み込ませよう!
香りの付け方はご紹介しましたが、アロマテラピーと言う言葉がある様に、香りには様々な効果がある訳で・・・。
そこで今回は、アロマテラピーで使われている香りの効果に関してご紹介します。
扇子を扇いでリラックスタイム!落ち着きたい時に最適な香り集
人間生きていれば、常に落ち着いている気分ばかりではなく、ストレスが溜まってテーブルをひっくり返してしまいたくなることだってあるでしょう。
そんな時こそ、オススメのアロマはこちらです。
ラベンダー
アロマでリラックスタイムを演出と言えば、代表的な香りではないでしょうか?
安眠効果があると言うのは広く知れ渡っていますね。また、血圧や心拍数を静める効果がある香りです。
蒸し暑い夏の夜、茅の中でラベンダーの香りがついた扇子を扇ぎつつ、虫の声に耳を傾ける・・・そんな、ひと時いかがですか?
ローズ
薔薇の香りにはホルモンバランスを整える効果があり、イライラを沈めたい時や気分を落ち着かせたい時に最適です。
ホルモンバランスを整える力があるので、女性には特にオススメの香りとなっています。
薔薇には棘がある・・・なんてセリフがありますが、あの棘ってかなり凶暴ですよね・・・。
ローマンカモミール
柔らかみのある甘さと、まったりとした香りが特徴のローマンカモミール。
なんだか慌ただしい毎日で、身体的にも疲れている時にこそ嗅ぎたい癒される香りなのではないでしょうか?
カモミールと言えば、キク科らしい小さな白い花びらが可愛らしく風に揺られている姿をよく見かけますが、ローマンカモミールも同じような花でした。
サンダルウッド
サンダルウッドと言えば香水にも良く使われますし、何より扇子にとっては香木として馴染みのある香りです。
そうです!サンダルウッドは香木としても人気の白檀だったりします。その神秘的な香りは、優れたリラックス効果を持っています。
サンダルウッドって名前・・・ちょっとノスタルジックな感じがしていいですよね。サンダルウッドの庭。サンダルウッドの谷。サンダルウッドの森。なにかファンタジーな話が始まりそうです。
心をリフレッシュさせる!やる気を呼び起こす切れ味ある香り
私自身、日々眠気との戦いを繰り広げているので、常にリフレッシュしたいと考えていたりします。
香りでやる気が湧いてくるなら、ぜひとも活用したいと思うのですが、あなたはいかがでしょうか?
ゆず
柚子の香りは良いですねー。柑橘系の爽やかさ、そして日本的な品がある香り。時に食欲をそそられたり、時に気分が落ち着いたりと不思議な香りです。
そんな柚子には、リラックス効果はもちろん、疲労を回復させる効果があります。
日本には柚子をお風呂に浮かべる『ゆず湯』と言う文化があります。お風呂と相まって、そのリラックス効果は抜群ですね。
オレンジ
オレンジ特有の柑橘臭って一瞬で気分転換が出来ますよね。アロマにした場合もその感覚がなくなるわけはなく、とてもリフレッシュされます。
リセットと言うと大げさかもしれませんけど、さ、やるか!って気持ちになれる力があります。
オレンジやミカンなどの柑橘臭って、人間にとってリフレッシュ効果がありますけど、蚊に対しては虫よけ効果があります。除虫菊と一緒ですね。
ペパーミント
ペパーミトンに限らず、ミントと付く物には強烈な眠気覚まし効果があります。長距離のトラックドライバーが眠気覚ましにミント系のガムを噛むのは常識ですし。
当然、アロマとして香りを嗅いでも眠気覚ましの効果がありますし、頭や気持ちをクリアにする効果を持っています。
私事ですが昔、ミントを育てていた経験があります。子供ながらなんとなく始めたのですが、これが実によく育つ!もし植物を育てたいなーと思うなら、ミントとトマトとバジルはオススメです。
ライム
ライムも、オレンジや柚子と同様に柑橘系です。その為、リフレッシュを目的として活用されます。
ライムの香りには、精神的な疲労を回避する効果があり、これもリフレッシュに繋がります。
ライムと言えば、壊血病ですよね!・・・ご存知ありませんか?大航海時代、ビタミンCを取るために絶対欠かせない荷物だったんですよ?
ローズマリー
お料理をする人にとっては、身近に感じられる香りであり、ハーブなのではないかと思われるローズマリー。
その香りには、頭をクリアにすると共に、集中力や記憶力のアップが期待できます。
肉料理にはローズマリーを。これを大量に使っとけば、常にクリアな思考力を持つことが出来るかもしれませんよ?
落ち込んだ時に気分を上げる!幸福感を届ける優しい香り
人間誰しも不幸だと思うことがあるのでしょう。逆に毎日幸せを実感している人もいるかもしれません。
そんな人は、もしかしたら幸福感を得られるアロマを使用していることで、毎日、気持ちの微調整を行っているのかもしれません。
イランイラン
香水などの香り成分としてたまに嗅ぐイランイランですが、アドレナリンの分泌を抑制する効果があります。
その結果、感情に幸福感をもたらし、幸せな時間を提供します。リラックスタイムにぴったりです。
どうでもいい話かもしれませんが、イランイランとはタガログ語で『花の中の花』を意味するようです。
ベンゾイン
ベンゾイン・・・何か毒薬のような名前ですけど精神的な癒やしを求める時に効果を発揮する香りです。
孤独感を和らげる時に使いたいアロマとして人気となっています。心理的な幸福感を得たい人は一度、ご利用頂きたいと思います。
なおベンゾインは、自然界で生まれた花の芳香とは違い、有機化合物として生まれた香りです。
ジャスミン
ジャスミンはお茶としても有名であり、人気の高いフレバーティです。
落ち込んだ気分の時にジャスミンの香りを嗅ぐと、幸せな感情が沸き起こる効果があります。
ジャスミンの香りは何処か爽やかな印象があるのですが、あれはお茶だからなのでしょうか?
クラリセージ
クラリセージは哀愁漂う美しい花をつける植物です。淡い色彩が緑の中に浮かぶように見えます。
気持ちを静かに落ち着かせて、自然な幸福感をもたらしてくれる、そんな効果の持つ香りです。
クラリセージはセージの正式名称なのかとも思いましたが、どうやら違ったようです。
扇子に香りを焚きしめる味わい『アロマテラピーのすゝめ』
以前、アロマテラピーの資格を持った人にお話を聞いたことがあるのですが、アロマにはリラックス効果をもたらしたり、集中力を引き出したり、よく眠れたり、鼻の通りを良くしたりと、ただの良い香りと侮れない効果があるとか。
私自身、好きな香りはありますし、その匂いを嗅ぐと落ち着いたりやる気が出たりします。
アロマは限定された人のみがその効果を感じられるわけではなく、不特定多数の多くの人に同じような効果がもたらされるからこそ価値があるのでしょうね。
と言う事は、効果としてリラックス出来ますよーと言われている物は、扇子につけても同じような効果があると思われます。
アロマテラピーであれば、雅な感じで扇子に香を焚きしめる・・・なんて事が出来るので素敵なのではないでしょうか?