世の中には扇子を使い、人々の歓声を浴びる人たちがいます。
いずれも修練した技を見せる事により、オリジナル性の高い芸を見せています。
一般的に扇子が活用されるのは、涼を取るためであり、
教養や礼節ある振る舞いをする時ですが、芸を見せる際はまったく別の活用だと言えます。
そこで今回は、扇子を使って行われる芸についてを紹介しつつ、
オリジナル制作についてお送りしていきます。
その奥深さにハマるかも?扇子は紙で出来た蝶を追う芸とは?
扇子を宙でハタハタを扇ぐことで、
紙で出来た蝶が命を持ったかのように舞う。
そんな扇子芸が古くから日本には存在します。
浮かれ蝶や蝶の戯れなど、
扇子+紙で出来た蝶の共演は風情ある名前が付いており、
手妻と呼ばれる日本の古典奇術内の一芸として数えられています。
2本の扇子で紙で出来た蝶を泳がせる姿は、
一見すると、自分にもできそうだと錯覚を覚えます。
しかし、紙製の蝶を巧みに扱える様になるには、
扇子の繊細で柔らかな使い方を覚えなければなりません。
そうした事実を考えると、
簡単そうに見せているのが凄いことだと認識もできます。
ユーチューブなどを探れば、それがどんな芸であるのか?
それを見ることが出来る他、各種講演会ではより活き活きとした扇子芸を見る事が出来ます。
結婚式の余興としてもいかがでしょうか?
華やかですし、おめでたい雰囲気がありますし、
扇子が結婚式によく似合う為、相乗効果で盛り上がります。
最近見る機会が減ってきた扇子を使った水芸とは?
これも忘れてはならない日本の古典芸の一つです。
いかにもおめでたい格好をした演者が、扇子を使って水芸をします。
時には左右で扇子を開いたり、時には口に加えてみたりと、
ただ水が出るというだけなのに、それが芸として進化しています。
それもそのはずで、単に1扇2扇の扇子が水を出すならば、
見ていても華やかさに欠けますが、豪快な水を吹き出して見せたり、
何扇もの扇子から水を飛ばします。
圧巻と言う事が言葉がよく似合う芸となっております。
なお、この水芸は別に扇子を使わなくても可能な芸です。
小瓶や刀、カサなどからも水を吹き出させていました。
しかし、あえて紙製の扇子を使っていることに意味があります。
水に濡れたら、紙は破れてしまいますからね。
見ている側もそれが分かっている事がポイントなんです。
水芸を行うには、扇子に加工を施すことが必要です。
例えば、イベントや講演会などで水芸を披露する際、
オリジナル扇子を作成して販売するなんていかがでしょうか?
オリジナルデザインの扇子を販売することで、
ちょっとした販促活動にも繋がりますよ。
舞踊も扇子を使った芸の一つ!美しく優雅な舞いを支える一扇
日本舞踊にも扇子が使われます。
そして、日本舞踊は伝統芸能の一つです。
日本舞踊は扇子を活用せずとも、美しい舞いを披露するものです。
しかし、扇子を活用するからこそ見せる、動きたる美しさがあると思います。
ただ、扇子を開き、そして閉じる。
それだけの所作が完成されており、大変優雅な舞いへと昇華しています。
扇子使いも見どころの一つです。
クルクルと巧みに操り、見ている物を翻弄します。
こうした日本舞踊に使われる扇子は、
シンプルな物から、きらびやかに彩られた物まで様々です。
当店はオリジナル扇子を作成しておりますが、
あまりに個性的な物の制作をお求めの際は、ご相談下さい。
その内容によっては、意に添えない可能性がございます。
ご了承くださいませ。
なお、扇子を使った踊りと言う事であれば、
個人でパフォーマンスをする時に利用する事があります。
特に近年では、動画サイトの普及により、
何らかの曲に合わせて踊る動画のアップも多く、
小道具として、扇子を用いる方も多くおります。
やはり感覚的にかもしれませんが、
扇子には状況を盛り立てる効果があるのだと言うことでしょう。
もちろんそうした、サイトアップ用の動画に使う
小道具扇子のオリジナル作成も当店では承っております。
お気軽にご相談下さい。
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