扇子を貰う、もしくは買う→とりあえず、開いて扇いでみる→疲れたから、閉じる→ふと、裸で持つのはなんだか品がないなーと感じる(今ここ)
だったら、扇子を入れる袋を作ってみませんか?市販されている物も見かけますが、ここはやっぱり、簡単に作れるので自分で作ってみましょうよ!
ってことで、今回は扇子入れの作り方をご紹介いたします。
扇子入れにはどんな効果がある?
手にしている扇子に品が宿る・・・と言うのは希望であり、雰囲気の問題です。
もっと現実的な部分で扇子入れの効果を考えてみましょう。
扇子を保護するなら必要!
例えば、バッグや巾着袋に扇子を忍ばせて持ち歩く。一見すると、正しい使い方に感じます。
しかし実際問題、それだけでは扇子を痛める原因となる場合がございます。
それは何故か?扇子の保護が十分ではないから・・・です。
裸の扇子をバッグや巾着袋などにいれると何が起こるでしょう?バッグや巾着袋に入っている他の物と接触しますよね?
それが布系ばかりならば良いのですが、扇子を直接的に傷めてしまう物も入っている可能性が高いです。
だからこそ、扇子入れが欲しいのです。
取り出すまでの演出効果!
例えばバッグや巾着袋から扇子入れを取り出した時、周りにいた人達にとって、その所作は非常に美しく印象的に映ると思われます。
さらに袋から取り出した扇子を扇ぐ、ただそれだけで、自然な品を感じることが出来ます。
自己演出を行うためにも扇子入れは効果的なのです。
扇子入れの作り方 何を準備したらいいのか?
扇子入れは、内容物の特性上、どうしても柔らかな素材が喜ばれます。
もちろん外側を皮などで作り、内側は布で作ることも可能ですが、何にしても扇子に触れるのは柔らかな素材である必要があります。
ということで、もっとも必要な物に布があげられます。
次に裁縫が苦手、ミシンを持っていない方を今回は対象にしておりますので、布用のボンドやテープを用意します。
さらに布を切る必要が出てくるため、ハサミも必要です。
あとは、何処に布用ボンドやテープを上手くつけるためのガイドをするために必要なチャコペンも欠かせません。
またアイロンを所々使う場面もあると思いますので、準備いておいてください。
残りはデザインを描くための道具が必要なぐらいです。これだけ揃ったら、いよいよ、扇子入れを作りはじめましょう。
扇子入れの作り方 あえて縫わない作成方法とは?
扇子入れを作る際、裁縫をしなければならないと思うだけでも後ずさりしそうな物ですけど、布用のボンドやテープを使用することで、この障壁はなくなります。
その点にご納得いただき、扇子入れを手作りをしてみましょう。
ここに参考となる画像があります。
上記の展開図を参考にして頂ければ、手作り扇子入れを比較的簡単に作ることが可能です。
なお、扇子工場でもプリントを施したオリジナル品を制作することが出来ます。価格のご相談、用途のご相談など承っておりますので、お気軽にお尋ね下さい。