特に戴き物の扇子となると、使用した後の収納方法にも気を使うものです。
そこで今回は、扇子制作の専門店らしく、扇子の保管方法に関してご紹介いたします。
もちろん、ご自分で購入されたもの、非常に気に入っていて、来年も使いたいものなど、そうした思い入れのあるものに対しての収納にもご活用頂けます。
日常的に使っている扇子をしまうには?
日常的に使用される扇子は、携帯していることが多く、保管をするとしても、厳重にしまうことは難しいものです。
仮にしまったとしても効率が良くないため、出来ることなら、いつでも使用できる状態で保管出来るのがベストと言えます。
そこでオススメする保管方法は、扇子袋を活用することです。
通常であれば、ラッピングやケース梱包などがされている扇子は、一度開封してしまった場合、ケース収納やラッピング包装をしにくく手間が掛かります。
こうした時、専用の袋を活用すれば、扇子を簡易的にしまうことが出来ます。
扇子袋を使用するメリットは、手軽に携帯が出来る状態で保管できることです。
これにより、日常的に変わらず使い続けることができ、簡単にしまうことも出来ます。
保管収納するのはもったいないと感じる扇子の場合
一般的な扇子には、色鮮やかなデザインが施されていることが多く、見た目にも人々を楽しませる工芸品の代表です。
しかし、日常的には使わないからといって、ただ保管してしまっては、せっかくのデザインが台無しになってしまいます。
そこで、扇子立てをオススメします。
扇子立てを使用することで、お部屋や玄関のインテリアとして使用することが出来ます。
これにより、目でも楽しみつつ保管を可能にします。
なお、当店が取り扱っております扇子立ては、平置きタイプから壁掛けタイプまで様々であり、1扇用から3扇用までございます。
また、扇子立てを使用するメリットは、インテリアとして飾りつつ、使いたい時に手軽に使えることです。
滅多に使わないけど大切な扇子をしっかりと保管するには?
扇子は和紙や布で扇面を作成されており、骨組みを竹で作った工芸品です。そのため、場合によっては衣類と同様に虫による被害も考えられます。
しっかりとした保管を考えるのであれば、防虫という観点を持たなければなりません。
また、湿気や熱などにより、紙や布、さらには竹骨が変形を起こす可能性があります。
こうした被害を避けるためには、風通しの良い所、もしくは湿度が低く、涼しい場所での保管を考えなければなりません。
オススメな場所としては、タンスの中になります。
着物などを保管している場所には、きちんと虫対策を施しいている場合が多く、また湿度や温度管理もしっかりしている可能性が高いです。
そのため、仮に着物を収納しているタンスがあれば、そちらに扇子を収めて下さい。
なければ、防虫剤などが置かれたタンスの中に収納して下さい。
- ちなみに・・・
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和紙扇子の保管方法によっては金運が上がるらしいです。なんでも、宝くじを扇子の上に置くことで金運が上がるとか・・・。
そんな単純なことで金運が上がるのならば、試してみるのもありですね!
今回のまとめ
いい忘れましたが、扇子を保管する際は閉じてから保管しましょう!
インテリアとして飾る場合は問題無いですが、中骨の強度を考えて閉じておくのをお奨めします。
また、扇子立ては専用袋と一緒に活用するとさらに効果的です。
扇子袋を買うのが面倒な時は、タオルやハンカチで包むだけでも安心です。
扇子を毎日に活用される方も、たまにしか使わない方も、保管方法に気を使ってみてはいかがでしょうか?