単にオリジナル扇子と言っても、2タイプがあるわけですが、それはどんな2タイプなのかご存じですか?
どちらのタイプにも、一長一短があるといえ、制作する内容や希望、要望などによっては下手に選ぶと失敗する可能性もございます。
そこで今回は、失敗しないオリジナル扇子の選び方&作り方と題して、オーダーメイドで作ることをテーマにお送りいたします。
予め、触れておきたい既製品扇子のこと
当店では、既製品扇子と呼ばれるものも激安販売しております。
この既製品扇子とは、すでに出来上がっている物を販売する形で、デザインなども予め印刷されております。
こうした既製品扇子のメリットは、価格が安いことにあり、オリジナルで作成した場合と比べると、安く購入することが出来ます。
しかし、既製品扇子は美しいデザインの物も多く、好んで選ばれる機会もございます。
そんな既製品扇子ですが、オリジナル作成をする上でも、非常に役立つシーンがございます。
効率を考えたオリジナル扇子作りとは?
オリジナル扇子をお求めになる際、効率を求めるのであれば、先ほどご紹介致しました、既製品を活用する作り方がオススメです。
どう活用するのか?それは、既製品扇子の親骨に名入れ行うことになります。
つまり、オリジナルと既製品扇子の境界は、親骨名入れの有無になります。
当店では既製品に名前のみを入れたオリジナル作成のことを、セミオーダー(親骨名入れ)と呼びます。
特徴としてはコストがかからず、製作に掛かる日数も完全オリジナルの扇子と比べるとかかりません。
また、親骨への名入れは、ロゴや商品名を入れる事もでますので、効率にプラスして、内容の充実も測ることが出来ます。
なお、こちらのタイプは販促やノベルティグッズなどの用途で使われることが多く、需要も多くなっています。
味わいを考えたオリジナル扇子作りとは?
オリジナル扇子に味わいを加えたいとお考えなら、完全フルオーダーとして作成することをオススメします。
フルオーダーメイドの作成であれば、デザインはもちろん、サイズ、親骨への名入れ、さらには面の素材まで自由に決めることが出来ます。
そのため、記念品や贈答品、結婚や還暦などの祝いの品や物販品などに活用されることが多くなっています。
フルオーダーは、デザインを含めてすべてを作成するため、多少のお時間を頂きますが味わい豊かな一扇を作ることが可能です。
扇子の選び方のまとめ
結局の所、どの様な目的でオリジナル扇子を作りたいのか?が重要になってきます。
それを決めた上で、効率を選ぶのか?それとも味わいを選ぶのか?の選択となります。
効率を選ばれた場合には費用も抑える事が出来ますが、親骨への名入れ以外行えないので、デザイン表現は少しさびしくなります。
一方で味わいを選ばれ、フルオーダー作成を行う場合には、若干割高なコストと納期を頂く場合がございますが、デザイン表現に関しては、効率を選んだ場合に比べ、思い通りの扇子が出来ます。
効率の良い親骨への名入れ、味わいが生み出せるフルオーダー、そして激安で短納期の既製品販売、いずれも扇子工場よりお求め頂くことが出来ます。