扇子の各部名称
- 扇骨(せんこつ):
- 親骨と中骨を合わせて、扇骨と呼びます。
- 間数(けんすう):
- 扇骨の数を間数といいます。
- 要(かなめ):
- 扇骨を根本部分で留める半球状態のものです。「蟹の目」に似ていることから、カニメ⇒カナメと呼称が変化したと云われています。要は名前入り特注扇子の形状や操作性に影響を与える大変重要な部位です。
- 扇面地紙(せんめんじがみ):
- 両面貼りの場合、表裏の「皮紙」で「芯紙」を挟んだ、3枚合わせとなります。真ん中の芯紙には極薄の紙素材を使い、これを2枚にはぎ、その隙間に中骨を差し込み、接着します。